練習ノートを書く意味と書き方について
皆さんはスポーツや勉強をする上で反省やふりかえりをしていますか?
ただ何かをするのはすごくもったいないです。
どうせ同じ体力を使うならもっと効率よく上達して方が良いと思います。
そこで今回はふりかえりノートについて解説していきます!
まず、なんでノートを書くの?というところから解説していきます。
① 問題や課題を自分の感情を切り離せる
練習後の自分の悔しいとか嬉しいという感情を切り離すことによって、冷静に問題解決に向けて考えることができます。勝ち負けに一喜一憂せず、次はどうすればよいかまで考えることができます。
② 自分を客観視できる
自分が成長するためには何が必要か。自分はしっかりやれているのか。一寸先だけではなく、もっと先の未来まで見通すことができる。といった客観的視点で自分をコントロールできるようになります。
③ 具体化・言語化能力の向上
ノートを書くことで、考えていることや感じていることなどを言葉にして具体化できるようになります。自分の言いたいことを相手に的確に伝える力が付き、コミュニケーションもしやすくなります。また、書くことで自分が何をするべきなのかが良く理解できるようになります。
④ ひらめき/直観力の向上
練習や試合、テストの時は必死になっている時には見えなかったことがノートを書いている時にひらめくこともあります。そのひらめきが自分のスキルアップにも繋がってきます。
⑤ 記憶の整理・定着を促す
ただ頭で考えるだけより、書いてアウトプットする方が記憶に残りやすくなります。寝ている時に記憶が定着することが広く知られていることから、就寝前に書くと良いです。
⑥ 自分の取り扱い説明書になる
より具体的に書くことによってどういう食事をしたときに調子がいいのか、何時間寝ると調子がいいのか、どこが筋肉痛になっているのかが分かり自分のことをより深く理解することができます。
次にノートの書き方です。
① ノートの種類
ノートは自由帳のような線が引かれていないまっさらなノートがオススメです。文字の大きさを変えたり、図が書きやすかったりします。また、好きなところにプリントが貼ることができたり、名前の通り自由なノートにすることができます。
② 何を書いたらいいの?
陸上に限った話で言えば…
・日付
・最低気温、最高気温、天気
・体重(朝トイレに行ってからが好ましい)
・食べた物の記録(朝、昼、間食、夕)
・痛い場所(怪我と筋肉痛は色分けすると良い)
・練習内容
やり方、できたこと、できなかったこと、次にどうするか、どう思ったか
・1日の陸上に対しての向き合い方の反省
ex.)練習の前にノートを見て何をすればいいか自分で考えていれば無駄な時間がなく補強ができたかもしれない。 等
1日の振り返りは大切です。練習後で眠いかもしれませんが、継続すればすごく大きな力になります。
是非継続してもらえればと思います!